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【ヒトハコ書店オーナーさんインタビュー!】第2回 おいしい本屋

2021年11月13日

LIGHT UP LOBBYの「ヒトハコ書店」は、棚1つずつにオーナーさんがいらっしゃり、自分セレクトの書籍を販売しています。本棚は人となりを表すとも言われていますが、ここでは実際にオーナーさんにインタビューをし本やLIGHT UP LOBBYとの関わりを深堀りしていこうと思います。

第2回はパッと目をひく美味しい食べ物の絵がが印象的な「おいしい本屋」のオーナーさんである漆原さんにお話を伺いました。

食べ物絵師として活動されている漆原さん。『おいしい本屋』では、漆原さんが自費出版されている本を販売しています。屋号のとおり、どの食べ物の絵も本当に美味しそう。

●今回、ヒトハコ書店で出店されたきっかけは?
「知人から紹介してもらいました。常に作品を置いておくことが出来、生の作品に触れてもらえるのがいいなと感じました。府中で働いていたので、顔が思い浮かぶ人も多く、そんな方々も来やすい駅近の立地も魅力です。」

漆原さんは、府中で地元野菜を販売する八百屋さん(㈱Jimono(ジモーノ))に勤めてらっしゃいました。食に関する本は数あれど、八百屋さん経験者が書かれている本は珍しいのではないでしょうか。「私の食のストーリーを描くスタイルが合うのではと、ジモーノの社長さんが誘ってくれたのがきっかけで働くことに。大学在学中から食べ物専門にしていこうとは決めていたので、生の食材にふれる仕事も経験しておきたいと思いました。」

●読者の方に楽しんで欲しいポイントは?
「肩に力を入れず、寝転がって読んで『これ食べたいなぁ』『どんな味だろう』って想像を膨らませてもらえたら。食べ物のことを想像するだけでも、人って元気になれることがあると思うので。」レシピは、八百屋さんのお客さんから口伝えで教えてもらった内容をベースにしているものも多いそう。

また、漆原さんの本には様々な種類の野菜が紹介されています。キャラクター化して表現されていたりすると、普段なじみの少ない野菜でも親近感が湧いてきて食べてみたくなってしまう。この辺り、八百屋さん経験者ならではの作品だなぁと思います。

●LIGHT UP LOBBYは「暮らしに、仕事に、明かりを灯そう」がコンセプト。
ということで今後、漆原さんが、灯したい明かり”挑戦したいこと”は?
「大きな野望としては画家山下清さんのように、全国や世界を廻って、自分が描いた絵とその土地土地の食べ物を交換する、そんな旅がしてみたいです。今でも、自分が食べておいしいと感じた食べ物の絵を描いて、そのお店の方に見せることがあるのですが、とても喜んでくださることがあって。絵を通じておいしさの感動を伝えていき、つながりが出来ていくのが楽しいなぁと思っています。」

「おいしかった~」という記憶と共に描かれる絵だからこそ、伝わるおいしさがあるように思います。
漆原さんが描く日本各地、世界各地の「おいしいもの」、今から楽しみです♪

漆原さんは毎月新作を販売されています。
冒頭にさらりと自費出版と書きましたが、企画・執筆はもちろんのこと、編集から印刷から製本まで、すべてお一人でされているんです!!ぜひヒトハコ書店の店頭で、その手作りの温かみも合わせて感じていただけたらと思います。

漆原さんの作品情報などはこちら▼
http://haraweb.sakura.ne.jp/#

ヒトハコ書店の出店にご興味ある方は、LULのHPにて詳細をご確認いただけます。
https://lightup-lobby.com/plan/#plan-book

■ヒトハコ書店/レコードの通常登録利用料■
初回事務手数料 5,500円(税込)
月額利用料    4,400円(税込)
※別途、書店売上送金時に振込み手数料が発生いたします。